向日葵が枯れ始めた。 日が短くなった。 夏が終わろうとしているこの季節。 朝教室で君を待つ。 朝練が大変だった事を物語る、君の額から流れる汗。 その汗からは、 小さな 小さな 向日葵が見えた。 君と重なって、 君の笑顔と重なって、 私は言うんだ。 大分言い慣れた。 でもまだ緊張する一言。 “おはよう”