10分位待つとよく見慣れた車が目の前に停まった。
「ケンジ、わざわざごめんね。」
謝りながら車に乗り込むとケンジは悲しく微笑む。
「なんか他人行儀だな……」
そういえば付き合い始めたの頃にも悪いなって思ってたら言われたな。
“ゴメンねじゃなくてありがとうって言ってほしい”
「あ……迎えに来てくれてありがと。」
「いーえ!
深雪メシまだだよな?
今日ちょうどカレー作ったから食べにおいで。」
家……行っていいのかな?
ミツルくんに悪い…
ケンジにも期待させちゃうし…
「家はちょっと……」
「ケンジ、わざわざごめんね。」
謝りながら車に乗り込むとケンジは悲しく微笑む。
「なんか他人行儀だな……」
そういえば付き合い始めたの頃にも悪いなって思ってたら言われたな。
“ゴメンねじゃなくてありがとうって言ってほしい”
「あ……迎えに来てくれてありがと。」
「いーえ!
深雪メシまだだよな?
今日ちょうどカレー作ったから食べにおいで。」
家……行っていいのかな?
ミツルくんに悪い…
ケンジにも期待させちゃうし…
「家はちょっと……」

