学校の校門横の桜が咲くのはお祝いからなのか…。

それともこの地を去る子どもたちのためなのだろうか…。



「保菜美。追いてっちゃうよ〜?」

「やだ、やだ〜!!」

 中村先輩達と初めて会った日からもう5日がたとうとしていた。