『今日は少ないんだな。』 『ここはね。違う店行こう。』 『はいよ。』 俺はまた車を走らせる。 車に乗ると、旬吏は俺の隣ですぐ寝る。 どうもあの揺れが、眠気を誘うらしい。 運転中、隣で寝られるのが嫌なヤツもいるけど、俺は全然構わねぇ。 運転しながら、旬吏の寝顔を見るのが好きだから。