バラ色の人生なんてなくね!? (まだ終わってないです..うふ)

「あはっ♪


なにしてんのぉ?


考え事ぉ?」




ゆるいパーマがかかった




長い髪が静かに揺れてる。




あまーいお菓子みたいな香水。




猫なで声でぱっちり上目遣い。




首を傾げながら




親指をぷっくりとした




唇の上にそっと添える。






「うぅーん、まぁそんなトコかな。」






愛内陽菜だ。






何人餌食になった事か。