『じゃあ…じゃあ何で、今日合コンになんか来てんの?』


「それは…」

『忘れたいから、ちゃうんか?忘れようとしてるからちゃうんか?』


「…うん友達に忘れるには、つぎの恋やでって言われたから、来たけど…
余計に思い出してしまってん…」


『それって、俺のせい?』

「ううん、それは、悠也くんのせいだけちゃうよ…」