「改めて紹介します。今日から担任になった、一ノ瀬晴二先生よ」
「皆よろしくな」
「一ノ瀬先生よろしくー」
「先生ってバスケできるー?」
質問攻めになってる晴兄を横目でみながら私も琉瑠達に質問攻めにあう
「まずどういう関係!?」
「そんな対したもんじゃ……ご近所さんで昔よく遊んでもらってたんだけど、私が里風高校に入ったらメッキリ会わなくなったんだよね」
「うちの高校、寮だもんね」
舞ちゃんが入ってくる
「そうなの」
「でもかっこいいなぁ」
「どこが」
「ああ。菜乃は一緒いすぎて良さが分かんないか」
「でさぁ、あいつ運動できる?」
確かに晴兄はみため頭のが良さそうだけど、
「メガネとかかけてるけど、運動は大体出来るよ」
「………」
幸くんが黙ってしまった。
「あの、幸くん?」
「ほっといたほうが良いわよ。」
舞ちゃんが冷静に言ったので、ほっとくことにした。
「菜乃」
「え?ぁ…わ!////」
だから近いっ
また涼くんのどアップ。
「ちょっと涼ー。菜乃ビビってんよー」
琉瑠が笑いながら注意した。
「ごめ……あんさ、じゃああいつも金持ちなわけ?」
「多分……」
