「あ、明日病院だから」 「あぁ、頑張れ」 「うん!!」 ガタンガタン―― 電車の中、向かいあって座ってたけど今は隣に座る。 「じゃあな」 4駅目に玲於は降りる。 あたしは5駅目・・。 「ばいばい」 小さく手を振った。 電車が発車するまでホームに居てくれる玲於。 そんな玲於をあたしは発車するまで見つめる。