LAST TRAIN



「逃げてない」

「逃げてんだろ?」

「・・・」

「じゃあ毎朝いつもみたいに来いよ」

俺は桜姫の側に向かって歩いた。

後ずさりする桜姫。













俺は桜姫を抱きしめた。