「うん、大丈夫ね」 紙を見ながら呟いた。 だいたい言いたい事は分かる。この紙は、あたしの健康状態が書いてあるんだろう・・。 「嫌になったかな・・」 「桜姫チャン?」 ベッドの横に置いてあるイスに梨花さんは座った。 「病気の奴なんかと関わりたくないよね・・」 せっかくデートまで出来たのに・・。嫌われたよね・・ 病気持ってるなんて面倒だよね・・。