「おはよっ!」

「またお前」

「桜姫!!」

「飽きねーな」

少しだけど喋ってくれるようになった彼。

「ねぇ、名前教えてよ」

「・・・」

「ダメか」

ガタンガタン――
いつものように電車に乗る彼。学校だもんね~・・

頑張って早起きしても、会える時間はわずか・・

現実って悲しい。

彼が降りる時、手を振るのは忘れない!!

まぁ無視だけど・・