眩しい夏が来た

あなたに会える日が来た

日傘を差して

じりじりと音がする道路を歩く

汗が止まらない

手にはあなたからの手紙

風がない

ねぇ 私あなたに会いたくてここまで来てしまったの

でも あなたの隣には知らない女の人

時が止まる

足が竦む

ねぇ 声かけたいのにかけれないよ

だってあなた幸せそうじゃない

ずるい 私に気づいてそのままなんて

ドアが閉まった

帰ろうかな ベル鳴らそうかな

あなたの手紙をじっとみる



“今何してる?俺ここに住んでる。たまには顔見せろよ”



「最悪、お金もったいない」

遠距離恋愛なんて二度としない