ピンキーリング

教室に戻ると多喜が帰ってきていた


「多喜ー」

「おっ!見つかった?」

「返してくれなかった」


一通り起こった出来事を多喜に話した(愚痴った?)


「どこのどいつだよ・・・」

「まだ自販機に居るかも?」

「行くぞっ」


そう言うと、多喜はあたしの腕を引っ張って勢いよく自販機に向かった



自販機に着いて、さっきのやつを探す

「いないかなー?」

「・・・・・・」

「多喜?」

「見つかるまで帰んねーから」



そうやって必死になってくれるところとか、すごい好き



「・・・ぁ、いたかも」

「どれ?」

「あれー」


そいつに近づいてみる