気付くとまた違う
海の中にいた





これは…………





記憶巡り………








「父さん、母さん……」




横たわる亡きがらに
縋り付く少年…







おそらく………







「そう………セテル…」







セテル…………






そう………
海獣にやられたのだ…







だからあんなに…







「海獣を操った者がいる」




操った者……?







あれは…………







さっきセテルの
後ろにいた…………