金色の人魚姫

「さっきここにいた
女の子の知り合い
かしら?」




突然話しかけられた
俺は勢いよく振り向く





どうやら博物館の
関係者なようだ





「セイラを知って
るのか!?」





「ええ…」



女は眉間にしわを
よせて頷く