僕の姫に誓います。


初めて来た実家の悠希の部屋は家を出た高校の頃のままで当時好きだったというアーティストのポスターやCD、ライブの半券などがいたるところにあった。

こういうの見ちゃうと年の差感じちゃうな…


「えっ悠希…?」


いきなり後ろから悠希に抱きしめられた。


「水希…」


耳元に口をよせていつもより低くて甘い声で囁いてくる悠希。


そんな悠希の息が耳にかかってくすぐったい。


「やっ…///」


そのまま耳を甘噛みされて、顔が真っ赤になったあたしは俯いた。


「水希の可愛い顔見せてよ?」


「いやぁ…///」