忘れないよ










「よし、じゃあ下行ってお兄ちゃん待ってよっか」








「うん!」








身長116センチ、体重15キロ。








普通なのか、小さすぎなのか、軽すぎなのか









分からないけど、超可愛い凛。








・・・と、一緒に階段を下りた。








カチャッ








「来たな。
よし、じゃあ後3分待ってろ」








「うぃー」








「はぁ~い」








3人で学校に行くのは、当たり前。








凛は、1人はやだって言うし








あたしは、一緒に行かないと遅刻する。








まーは、・・・分かんない。








とりあえず、途中までは3人一緒に行くの。








凛が通う小学校と、あたしが通う中学校は隣だし。








まーが通う高校とは、結構距離あるけど。








「うし、行くか」








片付けが終わったらしく、まーはエプロンを取った。








行くか、って・・・当たり前じゃん。








あたしは立ち上がり、鞄を持って玄関へ向かった。








「お姉ちゃぁん、凛も行く~っ」








パタパタと、凛が走って来た。








「はいはい。
じゃあちゃんと靴履いてね」








「うんっ」








凛は、どっちかとゆうとあたしにべったり。








あたしがいない時は、まーにべったりだけど。