「で、でも…なんで私に言ってくれなかったの?」 「んー?言ってもよかったんだけどさぁ…オレ1人で行きたくてさ…」 先生はまっすぐ前を見つめていた… だんだんと家の数が増えてくる… ちらほらと大きなビルが見えてきた… 「オレさ…南のお母さんに聞いて、お前のお父さんのお墓に行ったんだよ…」 「え…?先生1人で…?」 なんでそんなとこ行ったんだろう…