夏休みが明けて、1年ぶりにカナダから帰ってきた前田は、一段と男らしくなっていた 自分に自信がつき、しっかりと前を見て歩いていた 正直…オレは怖くなった 少し日に焼けた肌、染めたようなくり色の髪……… 南がホレたって文句は言えないほどの男前だった しかも… 「前田ぁ~!どうせカナダ人の女の子と遊んでたんだろ~?」 「先生っ!オレ吉岡に気持ち伝えるまではキスも何もしなかったんだぜ!…そりゃ、少しは付き合ったりしたけど…」 中身まで男前な前田… ヘタレなオレなんかよりずっと大人っぽく見えた