そして、事件は起きた 前田が留学する一週間前のことだった 「先生。オレさ、告白しようと思うんだけどさ…どう思う?」 放課後の誰もいない教室 夕日に照らされたオレと前田 「…そっか。言っちゃうのか?」 オレはまだ前田のスキな奴が誰だかわからなかった でも、前田が言う彼女の特徴はすべてオレが想ってる人に当てはまっていた オレの勘違いであってほしかった まだオレだってその子のことをほとんど知らない 名前とクラスと… あの寂しそうな表情だけ…