「んじゃ!早く行こう」 前田くんがグンッと腕を引いた 「あ…吉岡さん!」 走りだそうとする私達に向かって福井先生が叫んだ こっちの棟にあんまり人がいなくてよかったかも… 「は、はい?」 「さっきの約束…大丈夫そうならば来てくださいね」 福井先生はニッコリと笑顔を向けて、職員室のほうへ歩きだしていた なんだ… 助けてくれるんじゃなかったのか…