オレはまだ赤い顔をおさえながら背中を向ける南を見た その背中のファスナー下ろしちゃダメですかね? 「南…オレ…」 「や、ヤダっ!ここ学校だよ?!」 オレが南の背中に触れると、するっと抜け出し距離をとる南 「…わかったよ。もうやんないから」 「本当…?」 南は安心したように頬笑みをもらした まあ… 『今は』止めてあげるだけなんだけどね…