「失礼します。福井先生いらっしゃいますか?」 突然、職員室に響いた美しい声… オレの大スキな人の声だった だけど、その人が呼んだのは… 「あ、吉岡さん!待ってましたよ!」 今、1番一緒にいてほしくない人… 思わず呼び止めちゃいそうになったが、 慌てて右手を引っ込めた… あっぶねぇ… ここ職員室だっけ…