4人は一斉に扉の前にいる人物を見つめた。 そこにはヒデが慌てた様子で扉を押さえていた。 コウジが「お前は」と言いかけた時、まるで聞き耳を持つ様子のないヒデは 「みゆきは?」と一言だけ言うと生徒会室を見渡した。 ヒデは私の「わからない」の「な」を聞いたところで 「そうか」と言ってまた走ってどこかに行ってしまった。 4人は目が点の状態になるしかなかった。 コウジがいち早く「ちょっ、待てよ」とヒデを追いかけようとしたが、もうそこにはヒデの姿はなかった