玉斗「そんなに甘くみないでくれる?!」
玉斗は、刀を弾こうと呪杖を振るが、月鴉が耐えている。
玉斗「小癪なッ・・・・」
力は魔導士の玉斗より、剣術士の月鴉の方が強い。月鴉は余裕の笑みを浮かべている。
玉斗「残念だったね。」
月鴉の刀を押し上げ、玉斗は咄嗟に木へ走った。
『なっ!?(まずいな。)』
Moon Crowになるのは、少々時間がかかるので、玉斗を追った。
玉斗「無駄だよ!無駄!!僕との差がそんなにあるんじゃ、僕に追いつける訳ないじゃん!!!!」
八咫が近くにある為、玉兎の力が暴走を始めている。玉斗自身も危ない。
玉斗「サヨナラだ。僕は、‘陽天’を手にし、力を手に入れる!!」
木が呼応を停めた。
そして、玉斗は、木に触れた。