あたし達が辿りついた「冨塚クレオパトラの館」は、いわゆるプレハブの建物だった。 ドアをノックすると、 「我が眠りを妨げるものは、死の翼に・・・」 と、老婆の声が聞こえた。 あたしは、ドアも開けずに、先生にベロチューした。