「飛び降りれば?」 言葉とは真逆に、今だ彼女は無表情だった。 「……え?」 「だから、飛び降りればばいいじゃん。誰も止めないよ、良かったじゃん。」 彼女はそう言うと、まるで興味無さそうに言った。 こんな状況になるとは思っていなかったあたしは戸惑いを隠せ無かった。 まさか飛び降りを止めるどころか、飛び降りを勧められるなんて思っていなかったのだ。 「ほっ、本当に飛び降りるからね!!?」 そう言うと、彼女はバッサリとあたしの言葉を切り捨てた。 「誰も止めてなんか無いよ」