素直になることの大切さ

続いて海翔が続く。


後ろに海翔がひっついてきたのだ。

“わわわ。ひっつきすぎじゃない?!こっ心の準備がぁ。”


「行くよ?」

「わぁ。ちょっと待ってぇ。」

「待たない。」

「ギャー!!」


沙弥からしてみれば、ドキドキしないほうがおかしい。


そんな沙弥にお構いなしの海翔。


2人は一気に滑っていった。


「楽しかった。」

「そ、そうですか。それはよかった……。」


心臓がまだバクバクしている。

沙弥は顔が熱くなっていることに気付いた。

「大丈夫?」


心配そうに顔を覗き込む海翔。


「だっ、大丈夫!!」


いきなり顔を近づけてきた為、慌ててそっぽを向く沙弥。


「あっ。ごめん。でも、大丈夫だから。」


「よかった。」


海翔の顔をそぉっと見てみるとニコッと微笑んでいた。


沙弥は顔が熱くなるのを感じた。