あなたの隣で..








右目から
ひとしずく

涙が零れた.







『…幸せ?』






聞き返される.






『ぅん.幸せ。私…寛貴さんが…』




す き 。




いいかけた言葉は
優しいキスで
遮られた。





『すきだよ.里奈』