ガタン…ゴトン… 揺れる車内だけど 人に押し潰されず 優しく抱きしめ 回りから守られ 電車の音と 重なって聞こえる 彼の鼓動が 心地よくて 流れる涙も いつの間にか 止まってた。 『名前…』 小さく尋ねる。