◆ 「泰介の‥‥泰介のバカ!」 「ナス!ピーマン!ネギッ!」 「ゆ、ゆか……?υ」 「何を見たんだろうね」 高等部の廊下には、わたしが泰介に会いに行ったってことはバレバレな様子で、ユリとナオミが立っていた。 ダッシュで教室に戻るなり、二人を素通りして、窓まで行くと叫び始めたわたし。 はたからみたら、なんて 考える余裕はなかった。 なんかもう‥‥ 「泰介なんか‥‥」 ほんとうに 「泰介なんか‥‥‥っ」 知らない人、みたい 「知らないんだから!!!」