─あのー…… タダの、お見合いですよね? お見合いって、こんな風にするものなの? ここって、ちょっと部屋が広すぎやしないですか? あれ?って顔で母さんを見たら、 「流石は、日本でも名だたるホテルですわ。ええ、とても満足致しました」 ─え? 母さんは満面の笑顔で、小さなのし袋を支配人さんに渡した。 ─え?チップ!? 隆兄を見ると、母さんを凝視していた。 「「……………。」」 気持ち悪いくらい上機嫌の母さん。 ─怖すぎるぅぅ!!