「「「エーエーッ!?母さん?本気?」」」 「俺、やだな。」 「俺だってヤダ!」 「あたしだって。」 「──あんた達、あたしの言うコトが聞けないっていうんじゃないでしょうね?」 ギロリッ─って、母さんに睨まれて… 「「「ひぃぃぃぃぃッ!!」」」 あたしたちは、縮みあがった。 ご、極道だよ… 自分の母親なのに─ こ、恐いッ!! 「いうことを聞かないって言うんなら、あたしにも考えがあるからね?」 そう言って母さんはにっこり笑った。