「まあ、まあ、いいから見てみなさいよ?ね?──ほら、そっちの我が子達!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
ほらほらの母さんの手招きにリビングのテーブルでひっそりと食事していたあたしたちも、のそのそと野次馬丸出しで出て行った。
「「「「!!!!」」」」
「「「「おおおおーーっ」」」」
粒揃いだった。
何時の間にか片付けられたテーブルの上に
綺麗なお姉さんかひしめき合って並んでいた。
す、す、スゴイッ!!
ホステスさんのお店に並べられた写真みたいだった!
とにかく、美人だらけでほぅーってため息が漏れた。


