それから、彼の家の近くで張り込みをする隆兄を捕まえて……… 「こんなことするなら、口なんて一生きいてやんない!!お弁当だって作ってやんないッ!!」 って、言い切ってやった。 隆兄は途端に眉毛を下げて、 「ご、ごめん!!……怒るなよ……な、機嫌なおしてぇ…れ、も、んちゃぁぁん?」 猫なで声で許しをこう隆兄に……あたしも甘くて………。 「わかった。もう絶対しないで!」 そう言って許したんだ。 ─────☆