団☆乱ラン


「か、母さん!」


「なあ~あに?隆ちゃ~ん?」


身構える隆兄に極上の笑顔で返事をした母さん。


「うっ・・・」


そう低く唸って隆兄が固まった。


「・・・」


隆兄の目線の先にあったのは母さんが小脇に抱えた物で・・


「あら、それもしかして”お見合い写真”?」


お姉ちゃんの声にわなわなと隆兄の肩が揺れだした。


「あらやだ、ばれちゃった?」


「ばかばかしい。俺は!もう!見合いなんて金輪際しねえからな」


「やあ~~ねえ~~これはあんたになんかじゃないわよ?」


「何?やだ!母さん!あたしには、愛って言う身も心も染められたダーリンがいるのよ?例え母さんの命令だってお見合いなんて無理なんだからっ!!」


珍しく、母さんに食って掛かった姉さん。


絶対に、機嫌が悪くなる。


とばっちりをくう前にと、あたしと、隆兄、爽君、静君が家の中に非難するべく、こっそり玄関へと向かったその時


母さんの口が動いて・・・