冷や汗がだらだらっと出たような青い顔のお祖父様が、震えたような声でそう答えた時、冷ややかな静くんの声がした。 「そんな事より、母さん?」 ナフキンで口元を押さえながら、目線はあたしを見つめる。 ………。 怖い、怖すぎる。 あたしは蛇に睨まれたカエル状態。 どS?静くんに睨まれて縮み上がる。 「檸檬?母さんが言っていたのはどういうことだ?」 「へ?」 …母さんが言ってたこと? 何? 「え?…どこに行くつもりですか?って……」 あたしの返事に、静くんの端正な顔の眉間が寄る。