団☆乱ラン


「ぬぅ…」



お祖母様の言葉にそう一言言って黙り込んだお祖父様。



うなだれる顔を見ていたら、一声かけたくなって……


「おじい……」



「クックッ…ぐうの音も出ないなんて言いますけど……ぬぅなんて…プッ……アハハハハ!!」



あたしの言いかけた声に被さるように声がした。


みんなの注目を浴びるのは、お腹を抱えて椅子に座ってうずくまる松宮先生で。



「フッ……確かに。」



お祖父様を見つめながらそう言った静くんに、あたしの隣でお祖父様がワナワナと震えだした。



「ほら!見んかいっ!この孫は祖父を労る所か、ワシを馬鹿にしたヤツの肩を持ちよるッ!あーーいやじゃっ!こんな意地の悪い孫が跡継ぎなんて…ワシは…もう寝るッ!」



立ち上がって、“セバスチャン!”そう言ったお祖父様に、スピーカー越しの低い声がかかった。