団☆乱ラン

「あ、ら、来客中かしら?セバスチャン?」


「はい。毬様。松宮様が──」
「はあ!?松宮が何の用で?まさか、お父様が又何か企てたとか?」


「な!これ!毬ッ!!わしは何もしとらんぞ!…企てたとか、失礼な。」

慌ててお祖父様が反論する。


「そうみたいよ?毬。勝手に来たのよ。あんな事しておいて本当によくうちの敷居を跨げたものだわ。」


お祖母様は鋭い視線を松宮先生に向けてから、あたしをにっこりと見つめて


「本当、可愛い檸檬ちゃんが毒牙にかからなくて良かったわ。」


………。


─いえ、お祖母様。ついさっきその毒牙から逃げて来た所です。


なんて、言えないよね。

チラリと見た松宮先生とバチッて感じで目が合って………


「コラッ!!ケンッ!!檸檬ちゃんを見るなんて100年早いわッ!!」


ムキーッて感じで松宮先生を怒鳴りつけるお祖母様。


背後から、黒オーラが─燃え上がってる。