団☆乱ラン




“松宮健二”。


─確かに“マツケン”だけどさ……。


イメージが違うよね。


………。


いや、今はそれどころではない!


あたしが、立ち聞きしてたのバレてる?


………ヤバイ。


焦ってきて、背中を冷や汗が流れた。

びくびくしながら、隣に座る松宮先生を見てしまう。


……ヤバいよ…。


「ここ、失礼します。」

!?


二ノ宮くんがあたしと松宮先生の間にストンと腰掛けた。


あたしを見て、王子様スマイルでニッコリする。

「もう、大丈夫だよ?須具利さん。」


「あ…うん。…////。」


二ノ宮くんに見つめられて、頬が紅潮する。

さっきまで焦っていたのが、どこ吹く風。

すっかり、二ノ宮くんの王子様スマイルにうっとりしてしまう。


あたしきっと、すごく真っ赤な顔をしている。


のぼせたような真っ赤な顔のあたしを、隣の隣から、伺うように見ていた松宮先生が口をひらいた。



「あ…コホンッ……ラブラブのところ申し訳ないんだけど、お二人さん?」


─あ……////。

「なんだよ、マツケン。いいとこなのに邪魔しないでくれる?」

「!?」


ビックリした。意外すぎる二ノ宮くんの発言にさっきから、驚いてばっかりだ。