司会者さんがニコニコしながら、どんどん進めていく。
母さんの、妄想パーセントも100%を超えそうな勢いだ。
「やっぱり、“ポッキーゲーム”は外せないわよね……。」
隣でぶつぶつ言う母さんに横目で睨んでいた隆兄が、“ポッキーゲーム”と聞いて、青ざめていた。
「はぁ……勘弁してくれよ……。」
あたしの方を向いて、ボソッと呟いた。
あくまで、お見合いなのに、なんか、よくわからない展開になっている。
はぁ……。
あたしまでが、ため息をついた瞬間───
「さあ、いよいよです!!」
興奮した、司会者さんの声が会場内に響き渡った。


