団☆乱ラン




正面になぜか……“高砂席”。



に向かい合うように一列に並んだ“綺麗なお姉様方”は─…

ズラッと一列に並んだ──────後ろ姿だった。


「「…………………。」」










「ね、隆兄。なんで後ろ向いてんの?」


「さあ?…恥ずかしいから?」


「あんたたち、バカよねぇ?そんなコトも分からないの?」


「「うー……残念ながら。」」


「あれはね、お楽しみを後にとっておくための“余興”余興よ!」


「「あ、なる程。」」


あたしたちが、母さんを流石って目で見つめると、 もの凄く高飛車な顔で マイッタカ?って、見下された。


「そも、そも、後ろ姿だけで、アレだけ凄いんだから、振り返ったら、そりゃあモウ───」

「あんたたち、目潰れちゃうかもよぉ〜!!」



「「おおー………!」」



覚悟シイや!


「「…………。」」



そこかよっ?と突っ込みたいのを我慢した。



司会者?さんに勧められるまま、高砂席におさまる母さんと隆兄とあたし。


上機嫌で前の美しい後ろ姿を目を細めて見つめる母さん。






スゴく、上手くいっている。



確かに、変わったお見合いだけど、…あたしの家は元々変わってるから丁度いいのかも知れない。



隣で冷や汗をかく隆兄とニコニコ顔の母さんを見ていたら、そんな風に思った。