でも、だんだんとエスカレートしていって会うたび毎回言ってきたの。

ある日、お父さんは[もうやめてくれないか!!]って、言ったの。

次の日はDrierの重大な仕事の日で疲れがたまってたのね。

いよいよ、発表の日。

でも堆嶋さんの乱入で、大失敗に終わった。

その日の夕方、私に電話がかかったきたの。

お父さんからよ。

私が電話に出るなり[助けてくれ愛里沙!!!][殺される!!!!]そんな声が聞こえてきたわ。







――――――お父さんがお母さんを名前で呼ぶなんて、そうとう危なかったに違いない。