「祐介・・・・」














「俺、さ・・・。桜の笑った顔すげー好き。これからも、ずっと笑ってて・・・。俺、桜のそばにいれないけどさ・・・ちゃんと見てるから・・・桜が笑ってるの見てるから・・・」












無理だよ?祐介のそばじゃないと・・・無理・・・。














「約束・・・。俺、桜を悲しめる形になっちゃったけど・・・約束・・・。・・・ずーっとずーっと・・・笑顔、見せてな?」






祐介は、にこっと笑った。










その笑顔は今までで、一番輝いていた。















私の手を握ってた祐介の力は抜けていった。














ピーって前にも聞いたことがある機械音が鳴り響いて


























お医者さんや、看護師さんの動きが止まって・・・苦しそうな表情になった。














時が、止まった気がした。














ーーー・・・