「きっと素直になれないんじゃないかな。自分が振った後に冗談にされたら尚更」










たしかに、慎介君は他の女の子と一緒いるときよりも風香と一緒にいるほうが楽しそう。













「でも、じゃぁ何で他の女の子と付き合ってるの?」













「きっと、慎介もむしゃくしゃしてんじゃね?自分の気持ちが通じなくて。」











そんなものなの?だからって、風香を傷つけちゃだめだよ・・・。












「桜も、元気だせよ?な」












祐介は私の頭をこつんって叩いた。














「うんー・・・」