~実見~
日芽花のお父さんの会社がつぶれた。
だからみんな一斉に日芽花をいじめる。
でもあたし、みんなに聞いたの。
“なんで日芽花をいじめるの?”って。
そしたら。
“今まであいつ人の事さんざんいじめてきたじゃない”
“あんただっていじめられたでしょ?”
“会社つぶれてざまぁみろよ”
・・・みんな同じ考えだった・・・。
さらには葵まで・・・。
あたしが日芽花をかばおうとしたら・・・
葵は、邪魔した―――――。
「いやああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今でもあの声が耳にしがみついてる・・・。
「ねぇ葵!
日芽花・・・助けない!?」
あたしはいてもたってもいられなくなって、葵に相談した。
「は?なんであんな奴助けんの?
意味わかんない。実見もわたしもあいつにいじめられたんだよ!」
葵・・・そんなに汚い言葉使うなんて・・・。
「確かにいじめられたよ・・・
でもいじめられてる気持ちはあたしたちが1番よくわかるはずでしょ!?
あたしたちが助けないで誰が助けんのよ!!」
「だからぁ!!!!!
だれも助けないでいいのよあんな奴!!!
ざまぁみろよ!わたしたちをさんざんいじめたから!!!」
「葵っっ・・・」
「私も葵ちゃんの言うとおりだと思うけど?」
!?
「まっっまあさちゃ・・・」
まあさちゃんと話すのは久しぶり。
「日芽花は私たちを苦しめた張本人なのよ?
いいのよ、ほんっっとざまぁみろよ」
そんな―――――――――――――
日芽花のお父さんの会社がつぶれた。
だからみんな一斉に日芽花をいじめる。
でもあたし、みんなに聞いたの。
“なんで日芽花をいじめるの?”って。
そしたら。
“今まであいつ人の事さんざんいじめてきたじゃない”
“あんただっていじめられたでしょ?”
“会社つぶれてざまぁみろよ”
・・・みんな同じ考えだった・・・。
さらには葵まで・・・。
あたしが日芽花をかばおうとしたら・・・
葵は、邪魔した―――――。
「いやああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今でもあの声が耳にしがみついてる・・・。
「ねぇ葵!
日芽花・・・助けない!?」
あたしはいてもたってもいられなくなって、葵に相談した。
「は?なんであんな奴助けんの?
意味わかんない。実見もわたしもあいつにいじめられたんだよ!」
葵・・・そんなに汚い言葉使うなんて・・・。
「確かにいじめられたよ・・・
でもいじめられてる気持ちはあたしたちが1番よくわかるはずでしょ!?
あたしたちが助けないで誰が助けんのよ!!」
「だからぁ!!!!!
だれも助けないでいいのよあんな奴!!!
ざまぁみろよ!わたしたちをさんざんいじめたから!!!」
「葵っっ・・・」
「私も葵ちゃんの言うとおりだと思うけど?」
!?
「まっっまあさちゃ・・・」
まあさちゃんと話すのは久しぶり。
「日芽花は私たちを苦しめた張本人なのよ?
いいのよ、ほんっっとざまぁみろよ」
そんな―――――――――――――


