何かを思い出したのか、手をポンと叩きながら、




「そうそう、今日はバイトでしょ?」




「うん、夕方からね。」




「私も夕方からなんだけど、新しい人入ってくるみたいよ。」




新人さんかぁ、久しぶりだなぁ。




「仕事できる人がいいねぇ、楽できるし!」




「ほんと、ほんと。
さて、もうすぐ授業始まるし行こうか?」




美香が立ち上がったので私もそれに続いた。




「じゃ、行きますか?」




それから、私達はそれぞれの講義に出た。