「ちょっ、沙緒!!」




後ろから、美香が呼んでいたけど、そんなのかまっていられない。





私は、流れてくる涙をぬぐいながら夜の街を走りぬけた。




ごめんね、美香。





コンパぶっ壊しちゃって・・・・




心の中であやまりながら、はしった。