「沙都ちゃん終わったって?」




私の飲みかけのコーヒーを飲みながら聞いてきた。




それ私のだからって言いたいけど、やめといた。




「うん、直接行くって。スノードロップだって。」




「私あそこ好き!いこいこ」




美香が立ち上がったので、私も立ち上がり、伝票を持ちレジに向かった。




支払いを済ませ、外に出ると辺りはもう暗くなり始めていた。




「じゃ、行きますか?」




そう言うと、美香は歩きはじめたので私も歩き出し店に向かい始めた。