え? ハンドルから手を離し、息を吐いた恭二は嬉しそうに笑ったんだ。 「昨日・・・初めてあったときも、なんかまつりは嬉しそうに笑ってただろ?」 う、うん。 初めての「オトナコンパ」に初めっから興奮してたのは、確か。 うわ~ 「舞い上がりすぎちゃってたね・・・・恥ずかし~・・・・」 頬に手を当てたあたしを恭二は少しイタズラそうな顔をして覗き込んだ。 「全然」 顔、近っ。 息が出来ないよ・・・・。